Gunosy黒字転換を果たすも成長限界見えたか? ゲーム会社買収で新局面へ【メディア企業徹底考察 #276】

・Gunosyはコスト削減とゲーム事業拡大で2期連続黒字を達成した
・メディア事業の成長停滞と競合の課題もあり、今後の戦略が焦点となる
・ゲーム会社買収やコスト見直しを進め、新たな収益モデル構築を模索中

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Gunosy黒字転換を果たすも成長限界見えたか? ゲーム会社買収で新局面へ【メディア企業徹底考察 #276】
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株式会社Gunosyは2025年5月期(2024年6月1日~2025年5月31日)に7,800万円の純利益(前期は11億8,600万円の純損失)を出しました。

2期連続赤字からの黒字転換。背景には「グノシー」の広告費削減やノンコア事業の撤退などのコストカットを進めたことと、子会社でゲームメディアを運営する株式会社ゲームエイトの業績が堅調なことがあります。ただし、祖業のメディア「グノシー」は停滞したまま回復の兆しが見えません。Gunosyはゲーム開発を行う株式会社Gホールディングスを買収しました。

競合のニュースメディア運営スマートニュースも赤字からの脱却ができておらず、新興ニュースメディアは曲がり角を迎えています。

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《不破聡》

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