GoogleのAI投資、商用フェーズへ 生成AIが広告と動画の収益構造を変える

米アルファベットが10月29日に発表した2025年第3四半期決算は、売上高1,023億ドル(前年同期比16%増)と過去最高を更新し、初の「1,000億ドル超え四半期」となりました。純利益は349億ドル(33%増)に達し、AIを核とした収益拡大が明確に現れています。

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グーグルAIのイメージ画像

米アルファベットが10月29日に発表した2025年第3四半期決算は、売上高1,023億ドル(前年同期比16%増)と過去最高を更新し、初の「1,000億ドル超え四半期」となりました。純利益は349億ドル(33%増)に達し、AIを核とした収益拡大が明確に現れています。

CEOサンダー・ピチャイ氏は「私たちは生成AI時代のただ中にあり、AIが会社全体で実際のビジネス成果を生んでいる」と強調しました。Googleは「フルスタックAI企業」として、自社開発チップ(TPU)からモデル、検索・広告・クラウド・YouTubeまでAIを縦断的に統合しています。

検索におけるAI導入、広告収益にも寄与


《Manabu Tsuchimoto》

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Manabu Tsuchimoto

Manabu Tsuchimoto

デジタルメディア大好きな「Media Innovation」の責任者。株式会社イード。1984年山口県生まれ。2000年に個人でゲームメディアを立ち上げ、その後売却。いまはイードでデジタルメディアの事業統括やM&Aなど。メディアについて語りたい方、相談事など気軽にメッセージください。

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