「バラエティ」「ローリング・ストーン」などの米ペンスキー、AIモードを巡りグーグルを提訴

・PMCはGoogleの生成AI検索運用が独占禁止法違反と提訴し、収益減少を懸念している
・GoogleのAI概要やスニペットが出版社の収益やコンテンツ利用を食い物にしていると指摘
・裁判の結果次第で、パブリッシャーとプラットフォームの関係や収益配分が変わる可能性がある

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「バラエティ」「ローリング・ストーン」などの米ペンスキー、AIモードを巡りグーグルを提訴

米ペンスキーメディアコーポレーション(Penske Media Corporation、以下PMC)が、Googleの「AI Overviews(AI概要)」を含む生成AI検索の運用は独占禁止法違反に当たるとして、2025年9月12日付でコロンビア特別区連邦地裁に101ページの訴状を提出しました。

PMCは「バラエティ」「ハリウッド・レポーター」「ローリング・ストーン」「WWD」などハリウッドを拠点に多数のエンターテインメント系のメディアを保有するメディア・コングロマリットです。


《Manabu Tsuchimoto》

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デジタルメディア大好きな「Media Innovation」の責任者。株式会社イード。1984年山口県生まれ。2000年に個人でゲームメディアを立ち上げ、その後売却。いまはイードでデジタルメディアの事業統括やM&Aなど。メディアについて語りたい方、相談事など気軽にメッセージください。

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