オックスフォード大学のロイター・ジャーナリズム研究所は2026年1月、毎年恒例の「ジャーナリズムとテクノロジーのトレンドと予測」レポートを公表しました。51カ国・地域から280人のメディア幹部を対象にした調査によると、ジャーナリズムの将来に「自信がある」と答えた割合は38%にとどまり、4年前の60%から22ポイントも低下しました。

生成AIの急速な普及、検索エンジンからのトラフィック激減、クリエイターエコノミーの台頭という「三重苦」に直面するニュース業界。一方で、自社のビジネスについては53%が楽観的な見通しを示すなど、業界内での二極化も鮮明になっています。
レポートを執筆したNic Newman氏は、「AIがより効率的に情報を集約・要約する手段を提供する一方、クリエイターやインフルエンサーが個人主導のニュースへのシフトを推進している」と指摘します。2026年、ニュースメディアはこの2つの強力な力によってさらに圧迫されることになりそうです。









