TNLメディアジーン(NASDAQ:TNMG)のグループ会社である株式会社メディアジーンは、AIデータライセンスプラットフォーム「TollBit」の最新データ(2025年第4四半期~2026年第1四半期)において、同社運営の主要デジタルメディアへのAIからのアクセス需要が急増したと発表しました。
対象メディアは「ビジネス インサイダー ジャパン」「ライフハッカー・ジャパン」「ディジデイ・ジャパン」「ルーミー」「しらべぇ」などです。台湾で展開するレシピサイト「iCook」を含むTNLメディアジーングループ全体では、TollBitを利用するアジア圏パブリッシャーの中で上位約8%に位置しています。

各メディアの成長データも公表されました。「しらべぇ」はエンターテインメントカテゴリーで前期比103.8%増と大きく伸び、カテゴリー内上位4.9%、アジア内上位10.1%にランクインしています。「ディジデイ・ジャパン」はビジネス・金融カテゴリーで前期比43.8%増、「ルーミー」はライフスタイルカテゴリーで前期比19.2%増を記録しました。
「ライフハッカー・ジャパン」は前期比11.4%増、「ビジネス インサイダー ジャパン」はニュースカテゴリーで前期比4.4%増となり、アジア内上位11.6%に入っています。ライフスタイル系カテゴリー全体では、iCookが成長を牽引し、他社パブリッシャーの成長ペースを約10倍上回る伸びを見せたとのことです。
同社はAIからのアクセス需要急増の背景として、編集部やライター陣による情報の信頼性を重視した記事づくりを挙げています。実体験や感情表現を重視し、翻訳記事でも必ず人の目を通したチェックを行う制作工程が、AIにとって「学習・参照すべき価値の高いデータ」として評価されたと分析しています。
代表取締役CEOの今田素子氏は、人からのトラフィックとAIからのトラフィックの両方を見込む「ハイブリッドな集客力」が、プラットフォームの変動に左右されない強固な基盤であるとコメントしました。広告主にとっても投資価値の高いメディア環境を提供できるとしています。
メディアジーンは17のメディアと4つのコマースサービス、計21ブランドを運営しています。今後もAI時代におけるメディアの新しい価値と可能性を追求していく方針です。

