TNLメディアジーン(NASDAQ: TNMG)は2026年6月30日、2025年に創刊した「ビジネス インサイダー インターナショナル中国語版」が初年度で力強い成長を遂げたことを発表しました。
2025年7月に開設された同ブランドのYouTubeチャンネルは、開設から1年足らずで登録者数5万人を突破し、再生回数も100万回を超えました。2025年9月に開設されたWebサイトも前月比で成長を続けており、2026年6月には前月からほぼ倍増となる月間50万UUを初めて突破し、同ブランドの最高記録を更新する見込みです。
注目すべきは読者層の国際的な広がりです。現在、総閲覧数の約40%が台湾国外からのアクセスとなっており、総視聴時間の約3分の1は香港、北米、東南アジア、その他の中国語圏市場の視聴者によるものと判明しています。台湾で制作されたコンテンツが、世界中の中国語圏読者のニーズに応えていることを示す結果となりました。
ビジネス インサイダー インターナショナル中国語版は、TNLメディアジーンがすでに日本で確立している「ビジネス インサイダー ジャパン」の事業基盤と運営ノウハウを中国語圏市場へ展開する目的で創刊されました。世界的に認知されたメディアブランドに、現地編集者の専門知識とAIを活用したワークフローを組み合わせるアプローチを採用しています。
この成長を支えているのが、人間の編集者によるチェック機能を組み込んだ「AI支援によるローカリゼーションワークフロー」です。テクノロジーと編集者の判断を掛け合わせることで、グローバルな記事を現地読者に届けるスピードを加速させながら、編集の質を維持したままコンテンツの配信量を拡大することを可能にしています。
TNLメディアジーン共同創業者兼社長のジョーイ・チャン氏は、「現地の編集の専門知識とAI支援による運営を組み合わせることで、信頼されるグローバルなメディアブランドを新たな言語市場へ拡大できることを示しています」とコメントしました。また、同中国語版編集長のエイプリル・リン氏は「単にグローバルな記事を翻訳するのではなく、中国語圏の読者にとって意味があり関連性の高いものにすることが目標です」と述べています。
TNLメディアジーンは東京に本社を置き、2023年5月に台湾のThe News Lens Co., Ltd.と日本の株式会社メディアジーンの経営統合により誕生したデジタルメディア・テクノロジー企業です。日本語、中国語、英語によるメディア運営に加え、AIを活用した広告配信やデータ分析、eコマース、マーケティングテクノロジー・ソリューションを提供しており、アジア全域で約480名の従業員を擁しています。

