「LINEノベル」、アプリの提供を開始…読書時間に応じて無料チケットが貰える「読めば読むほど、無料」

LINE株式会社は、小説プラットフォーム「LINEノベル」において、「LINEノベル」アプリを提供開始しました。※iOSアプリの先行配信 「LINEノベル」は、2019年4月に概要を公開、才能の共有・発掘を行う取り組み「あたらしい出版のカタチ」や新レーベル「LINE文庫」「LINE…

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「LINEノベル」、アプリの提供を開始…読書時間に応じて無料チケットが貰える「読めば読むほど、無料」

LINE株式会社は、小説プラットフォーム「LINEノベル」において、「LINEノベル」アプリを提供開始しました。※iOSアプリの先行配信

「LINEノベル」アプリ

「LINEノベル」は、2019年4月に概要を公開、才能の共有・発掘を行う取り組み「あたらしい出版のカタチ」や新レーベル「LINE文庫」「LINE文庫エッジ」などを発表しています。

「LINEノベル」は今までにない小説プラットフォームとして、現代のライフスタイルに合わせて読書の形を最適化、小説と触れ合う時間を増やし、読書を無理なく習慣化させる様々なシステムを提供するとしています。

「読めば読むほど、無料」システムで読書を習慣化

小説と触れ合う機会を増やし、読書を習慣化させることを目的とした「読めば読むほど、無料で読める」システムを導入しています。

「LINEノベル」アプリでは、投稿作品を除く全作品は1~3話が無料、4話以降は20コインで購入、もしくは、無料チケットを使用する事で混み進めることが可能です。

この無料チケットは「LINEノベル」の作品を読んだ合計の読書時間に応じて配布され、「読めば読むほど無料」となります。

読書時間と獲得した無料チケットは、読書時間のカウントを始めてから1週間でリセットされ、新たに読書時間のカウントと無料チケットの配布が始まります。このような繰り返し読書させるシステムを提供することにより、読書の習慣化を作っていくとしています。

LINEが取り組む「あたらしい出版のカタチ」

「LINEノベル」が実施する「あたらしい出版のカタチ」とは、従来の出版業界の枠組みである「投稿作の独占出版」を行わず、参画しているすべての出版社で新たな才能の共有・発掘を行う取り組みです。これにより投稿者は自らの可能性を最大限に活かせるパートナーと出会うことが可能です。

「LINEノベル」に参画している出版社は、投稿者へ「書籍化」のオファーを出すことができます。オファーを受けた投稿者の情報はすぐさま参画しているすべての出版社に共有され、他の出版社もその投稿者へオファーを出すか出さないかを選択することができます。そのため、投稿者は各社からのオファー条件を踏まえて「書籍化」する出版社を決定することができます。

TOPページで好みのジャンルに出し分け、作品は横書きで掲載

「LINEノベル」アプリは、出版社が提供する人気作品や「LINEノベル」のレーベル「LINE文庫」「LINE文庫エッジ」のオリジナル作品などが掲載。多数の作品の中から、ユーザーの好みに合わせた作品に出合えるように、トップページを「文芸」「ライトノベル」のジャンルで出し分けるように設定されています。

また、スマートフォンでの快適な読書を実現するために、すべての作品は横書きで掲載されています。1冊の作品は複数の輪数で区切られており、1話を2,000~3,000文字を目安に収められています。

「LINEノベル」 について

新レーベル「LINE文庫」「LINE文庫エッジ」を創刊し、「原田マハ」「中村航」「鎌池和馬」など多数の人気小説家による「LINEノベル」だけの書き下ろし作品も掲載すると共に、宮部みゆきの「小暮写眞館」(新潮文庫nex)や川原礫の「ソードアート・オンライン」(電撃文庫)など、参画する出版社から提供される既存の人気作品や一般ユーザーによる投稿作品も読むことができる、出版社の枠組みを超えた新しいサービス。さらに、新たな才能の共有・発掘を行う「あたらしい出版のカタチ」にも取り組んでおり、書き手が活躍できる場も提供しています。

■参画出版社(レーベル)

株式会社KADOKAWA 株式会社河出書房新社 株式会社講談社 株式会社実業之日本社 株式会社集英社 株式会社新潮社 スターツ出版株式会社 株式会社双葉社 株式会社宝島社 株式会社東京創元社 株式会社文藝春秋 株式会社ポプラ社 (五十音順)

■レーベル「LINE文庫」「LINE文庫エッジ」について

株式会社ストレートエッジの三木一馬氏を統括編集長に迎え、新レーベル「LINE文庫」「LINE文庫エッジ」を創刊。「LINEノベル」に掲載されているオリジナル作品から毎月最大10作品ずつ書籍化し、毎月5日頃に発売。2019年8月5日には第1弾として「LINE文庫」から5作品、『LINE文庫エッジ』から4作品の合計9作品を刊行しています。

《Nakashima Takeharu》

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Nakashima Takeharu

「佐賀経済新聞」編集長。県内で開催のアジア最大級の熱気球大会では広報・メディア対応とネットコミュニケーションを担当。

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