パブマティック株式会社は、株式会社デジタルインファクトと共同で、2019年のアプリ内広告の意識調査を実施しました。

調査はメディアバイヤーを対象に行われ、日本国内のデジタル広告全体におけるアプリ内広告予算の割合は高い傾向にあることが判明しました。一方で、アプリ内枠におけるプログラマティック広告の媒体社の在庫品質に対して、懸念が大きいこともわかっています。

アプリ内広告予算の割合の平均値は28%

Q:貴社(または貴社クライアント)のデジタル広告予算における2019年のアプリ内広告の予算の割合についてお聞かせください。

国内におけるアプリ内広告への投資割合は高い傾向にあり、メディアバイヤー全体のデジタル広告予算におけるアプリ内広告予算の割合の平均値は28%でした。回答の内訳をみると、広告代理店の割合平均値は35%で、広告主の値20%より高い割合でした。

アプリ内広告を実施する目的

Q:貴社(または貴社クライアント)のアプリ内広告を実施する際の主な目的をお聞かせください。(複数回答)

アプリ内広告を実施する目的は、広告主と広告代理店に違いがありました。広告主の最も多い回答は、「ブランディング」(46%)でしたが、広告代理店は「アプリのインストールを促す」(56%)が一番多い答えでした。

また、アプリ内広告のキャンペーンを評価するKPIとしてはコスト単価重視が目立ち、半数以上がCPA(獲得単価を)選択、次にCPC、CPIとなりました。

クローズドプラットフォームへの出稿が半数

Q:貴社(または貴社クライアント)のアプリ内広告を出稿しているものをお聞かせください。(複数回答)

メディアバイヤーの50%が Facebook、Twitter、LINE、Google App Campaigns などのクローズドプラットフォームにアプリ内広告を出稿している一方、DSP経由でアプリ内広告枠にプログラマティック広告を買付しているのは 16% のみでした。

また、アプリ内枠広告をプログラマティックに買付する際の課題として、メディアバイヤーの51%が「ブランドセーフティ」、48%が「アドフラウド」をあげ、メディアバイヤーが在庫品質(インベントクオリティ)に懸念を持っていることが判明しています。

一方で、PubMaticによるグローバルの調査によると、海外メディアバイヤーの68%がアプリ内広告枠をプログラマティックに買付していることがわかっています。海外市場と比較すると、国内のアプリ内広告枠のプログラマティック広告市場はまだ発展途上であり、引き続き啓蒙が必要であるとしています。

調査概要

  • 調査対象:国内アプリ内広告出稿者(広告主、広告代理店) 100名
  • 調査期間:2019年9 – 10 月
  • 調査主体:パブマティック株式会社
  • 調査機関:株式会社デジタルインファクト