早いものでもう年の瀬。皆様にとって2019年はどのような一年だったでしょうか? 2019年1月にオープンしたMedia Innovationも最初の一年を終えようとしています。これまで10回の特集企画、13回のイベントを開催し、多くのメディア業界のキーパーソンを取材してきました。12月特集は「メディア業界2020年の展望」という事でこれまで登場いただいた皆様にメッセージをいただきました。

ロボットスタートはスマートスピーカーに代表されるような音声コンテンツにおける広告事業の立ち上げを目指しています。現在は「Audiostart」という、既存のテキストメディアの記事を音声化するソリューションを提供。既にAmazon Alexaで提供されているフラッシュブリーフィングスキルはかなりの割合が同社がプロデュースしたものになっているそうです。

同社の中橋義博社長に2019年の振り返りと2020年の展望について聞きました。

2019年はメディア業界、またご担当の事業にとってどのような年だったでしょうか?

当社はメディア運営社向けに音声化を支援する「Audiostart」というサービスを提供しています。WEBサイトのテキストを音声化し、Amazon AlexaやApple Podcastなど様々な音声プラットフォームに配信を支援すると同時に、音声コンテンツに音声広告を付加して配信することでメディアのマネタイズを支援するというソリューションになっています。

2019年7月から正式にサービスを開始しましたが、2019年12月の時点ですでに90を超えるメディア様に活用いただいております。日々増えるメディアの音声化のお手伝いを通じて、メディア運営社にとって「音声化」は重要なキーワードになりつつあると感じています。

これからのメディアに求められること、直面する課題はどういったことでしょうか?

欧米での動きを見ると音声検索が増えていますので、日本でも今後同じような動きになると予想されます。そうなってくると、音声で検索された場合に音声コンテンツを持っている方が有利と考えられますので、音声化は一つの入り口として非常に重要になると考えています。

また、すでに目を奪い合っている画面を通じた既存のテキスト・画像・動画のコンテンツと異なり、音声コンテンツは目を使わずに「ながら聴取」ができる特性があります。この部分を取り込んでいくことはメディアにとってひとつの課題になると思っています。

2020年に取り組みたいと考えていることはどういったことでしょうか?

2020年はメディアの音声化元年と言える年になることを期待しています。スマートスピーカーについても各社の新製品投入により徐々にではありますが、国内普及率は確実に上がっていると感じています。

またApple AirPods ProやSONY WF-1000XM3などの完全ワイヤレスイヤホンを通じてAI音声アシスタントの活用が広がっています。これらの広がりで、ユーザーの音声メディアへの接点はますます広がっていくと考えています。

当社としては音声市場立ち上げに向けて、引き続きメディアの音声化と音声広告配信ネットワークの事業展開にフォーカスしていきます。

読者の方にメッセージがあればお願いします。

まずはAudiostartのサイトでお好きな音声メディアを一度聞いてもらえればと思います。

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※ロボットスタートはMIを運営する株式会社イードの投資先です