【動画】ラジオ局からオーディオコンテンツ事業者へのシフトを目指す「TOKYO FM」の戦略

本記事は5月18日に開催したメディアと広告主のマッチングイベント「Media Innovation Connect #1 コロナに負けないメディア施策特集」に登壇したTOKYO FMからは執行役員の嶋裕司氏のセッションのショートレポートです。当日の模様のレポート動画と講演資料も記事の末尾で紹介しています。

「TOKYO FM」は民放FM局の中では最長の歴史を持つラジオ局です。50周年という節目を迎え、これまでの「ラジオ局」から「オーディオコンテンツ事業者」へシフトしていくと嶋氏は語ります。プレイヤーの増加やヒアラブル端末・スマートスピーカーの普及による聴取文化の成長など市場は大きく変化しています。

嶋氏によると、「アイフリータイム」へのリーチが可能な点や、広告の再生完了率の高さ、訴求力の高さにおいてオーディオコンテンツは優れていると言います。

TOKYO FMではラジオ番組連携のオーディオコンテンツや、広告主と連動したオリジナルのコンテンツの制作・提供を実施しているそうです。「ブランデッドコンテンツ」と呼ばれるこのプロモーションプランでは、インフルエンサーの活用やSNSでの拡散も可能と嶋氏はアピールします。詳しくは動画とスライドをご覧ください。

セッション映像とスライドはこちらから

2,779ファンいいね
226フォロワーフォロー
2,472フォロワーフォロー

【12月6日更新】メディアのサブスクリプションを学ぶための記事まとめ

デジタルメディアの生き残りを賭けた戦略の中で世界的に注目を集めているサブスクリプション。月額の有料購読をしてもらい、会員IDを軸に読者との長期的な関係を構築。ウェブのコンテンツだけでなく、ポッドキャストやニュースレター、オンライン/オフラインのイベント事業などメディアの立体的なビジネスモデルをサブスクリプションを中核に組み立てていく流れもあります。

最新ニュース

タイ・バンコクのMediator がGDMのメディア事業「ArayZ」を譲受

タイ・バンコクのMediatorは、同じくバンコ...

モデルプレスが「Yahoo!ニュース」へ記事提供を開始

株式会社ネットネイティブが運営する日本最大級の女...

テレビ東京が初任給を10%引き上げ、大卒は28万1600円に

テレビ東京は、初任給を2023年度から10%引き...
Manabu Tsuchimoto
Manabu Tsuchimoto
デジタルメディア大好きな「Media Innovation」の責任者。株式会社イード。1984年山口県生まれ。

関連記事