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メルマガの「まぐまぐ!」が上場承認、想定時価総額は21億円

メールマガジン(メルマガ)の配信プラットフォームで老舗の「まぐまぐ!」を運営する株式会社まぐまぐが、9月24日にJASDAQスタンダードに新規上場することが承認されました(一の部)。

まぐまぐは1997年に創業者の大川弘一氏によってユナイテッドデジタルの一部門として創業、1999年に分社化されました。日本におけるメルマガの配信プラットフォームの先駆けとして成長しましたが、2014年にPEファンドのニューホライズンキャピタルが買収。さらに2017年にはエボラブルアジア(現・エアトリ)が買収しました。

事業は主要な2つのセグメントがあり (1)プラットフォーム事業 では「まぐまぐ!」や記事販売プラットフォーム「mine」を展開。7月末現在でのメルマガ発行総数は約6500誌(有料が約1000、無料が約5500)、会員数は750万人、毎日平均で1000万通のメルマガを発行しているそうです。有料メルマガから得られる手数料や、配信者へのオプションサービス(広告排除など)が主な収益源です。

もう一方の (2)メディア広告事業 ではウェブメディアの「MAG2 NEWS」「MONEY VOICE」「TRiP EDiTOR」「by them」といったメディアを運営していて、そこに掲載する広告が主要な収益源です。中でもメルマガの告知としてスタートした「MAG2 NEWS」は年間で4700万UUを稼ぐ大手メディアに成長しているとのことです。また、メルマガに掲載する広告もこちらに計上されているようです。

業績は2015年11月期には赤字を計上しましたが、その後は回復基調にあり、2019年9月期は売上高7億1377万円、経常利益2億0603万円となっています。

また、進行期である2020年9月期 第3四半期(2019年10月~2020年6月)の業績は売上高5億2040万円、営業利益1億2319万円、経常利益1億2119万円となっています。セグメント別ではプラットフォーム事業が売上高2億5105万円、セグメント利益1億4306万円メディア広告事業が売上高2億5565万円、セグメント利益1億4072万円とほぼ拮抗しています。

現状、株式の85.99%はエアトリが保有していて、売出しで10%程度を放出しますが、引き続き大株主として留まる予定。公募では3.8億円を調達見込みで、ライブ配信サービス「まぐまぐ!Live」の機能強化のための開発などに充てるとしています。想定発行価格は790円で、そこから算出される上場時時価総額は21億円です。

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Manabu Tsuchimoto
Manabu Tsuchimoto
デジタルメディア大好きな「Media Innovation」の責任者。株式会社イード。1984年山口県生まれ。

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