パブリッシャー向け動画プラットフォームSendToNewsがFutureと動画コンテンツの協業を発表…2億6千万以上の視聴者獲得か

オンライン動画プラットフォームのSendToNewsは趣味系のジャンルに強い英国のパブリッシャーであるFuturePlcとコンテンツ契約を結んだことを明らかにしました。これにより、SendToNewsがプラットフォームを提供するニュースなどのオンラインパブリッシャーへFuturePlcの…

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パブリッシャー向け動画プラットフォームSendToNewsがFutureと動画コンテンツの協業を発表…2億6千万以上の視聴者獲得か

オンライン動画プラットフォームのSendToNewsは趣味系のジャンルに強い英国のパブリッシャーであるFuturePlcコンテンツ契約を結んだことを明らかにしました。これにより、SendToNewsがプラットフォームを提供するニュースなどのオンラインパブリッシャーへFuturePlcの持つテクノロジー、スポーツ、エンターテイメントなどの動画コンテンツを提供することができるようになります。

2つの巨大企業による協業

今回、協業を発表したSendToNews(STN)は主にインターネット上でサイトやニュースを運営するパブリッシャーを対象にした動画プラットフォームを提供する企業です。具体的には、パブリッシャーのコンテンツ内容に合う動画を提供したり、広告主の意向に沿ったサイトには動画広告の配置をすることで収益化を支援します。同社の持つ動画ライブラリは100万を超え、毎日5000以上の動画が更新されているという圧倒的なコンテンツ力を持っています。

一方で協業先となるFuturePlcも1985年から続く歴史のある英国のメディア企業で、様々な分野の雑誌を刊行してきました。現在はそれを活かしたオンラインメディアコンテンツに力を入れており、テクノロジー、ホビー、ゲーム、スポーツなどあらゆる分野のサブスクリプションサービスを展開しています。TECHRADARGAMESRADARSPACE.COMなども同社のブランドであり、非常に大きなブランド力を持つ企業です。

膨大なコンテンツを持つ両者ですが、STNはその動画を主にパブリッシャーのコンテンツを強化に使っているのに対し、FuturePlcは消費者に直接提供しているという違いがあります。今回の協業の目玉は、パブリッシャーが提供するコンテンツの強化にそれ単体で非常に魅力的なFuturePlcの動画を使用できる点にあるといえるでしょう。

SendToNewsが持つテクノロジー


《Yuichi Tateishi》

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