2020年4月、「トップランナーの一言があなたの人生を変える。」をコンセプトにしたプレミアム音声サービス「NowVoice」がNowDo株式会社と株式会社運動通信社の共同事業としてスタートしました。NowVoiceとは、アスリートをはじめとした各界のトップランナーの音声が聞き放題となる、定額制の音声サービスです。スポーツ、タレント、有識者・文化人、モデル、アーティストなど各界のトップランナーの幅広い話を日常的に聴けると、多くの反響を呼んでいます。
運動通信社は、インターネットスポーツメディア「SPORTS BULL」を運営してきた会社です。一方のNowDoはプロサッカー選手で実業家としても知られる本田圭佑氏が率いる会社。運動通信社ではスポーツのライブ配信など動画コンテンツに力を入れていたそうですが、本田氏との出会いも音声への取り組みに繋がったそうです。
「NowVoice」が生まれた経緯やサービスが目指す未来について、運動通信社 代表取締役社長 黒飛功二朗氏にお話を伺いました。
神戸大学経営学部卒業。株式会社電通に入社。電通では放送局の担当を経て、デジタル関連部署に退社まで在籍。夏の高校野球のライブ配信事業「バーチャル高校野球」のプロデュースを筆頭に、数多くのスポーツインターネットサービスの立ち上げに携わり、スポーツインターネットメディア事業「SPORTS BULL」に特化した株式会社運動通信社を設立。完全オリジナルのスポーツ漫画プロジェクト「COMIC BULL」、各界のトップランナーの音声が聴き放題のプレミアム音声サービス「NowVoice」などの新規サービスも展開。
―――事業開始の経緯をお教えください。
3年ほど前に、プロサッカー選手でありNowDo株式会社CEOの本田圭佑氏と出会いました。そこでメディアの現状について語り合ううちに、本田氏と私がメディアに対して同様の課題観や危機感を持っていることが明らかになりました。そこで何かメディアに関する共同事業を行いたいと継続的に話をするようになり、様々な議論の末、2020年4月からNowDo株式会社と正式に共同事業NowVoiceを開始しました。
―――メディアの現状について、本田氏と共通した危機感とは何だったのでしょうか?
