寄付モデルで復調する英ガーディアン、一時解雇補償金160万ポンドを政府へ自主返還

英紙「ガーディアン」を発行するガーディアン・メディア・グループ(GMG)は、財政状況が大幅に改善されたことから、パンデミックの初期に一部のスタッフの給与を支援するために請求した一時解雇費用160万ポンドを、自主的に政府に返還することを明らかにしました。 同…

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<p>LONDON, ENGLAND – AUGUST 05:  A general view of Kings Place, which houses the offices of the The Guardian and The Observer newspapers on August 5, 2009 in London, England. The Guardian Media Group’s Sunday newspaper, The Observer which was founded in 1791 and is the world’s oldest Sunday newspaper, is potentially facing closure.  (Photo by Oli Scarff/Getty Images)</p>

英紙「ガーディアン」を発行するガーディアン・メディア・グループ(GMG)は、財政状況が大幅に改善されたことから、パンデミックの初期に一部のスタッフの給与を支援するために請求した一時解雇費用160万ポンドを、自主的に政府に返還することを明らかにしました

同社によれば、印刷出版物や広告からの収入は引き続き減少しているものの、デジタルサブスクリプションの購読や、読者からの単発の寄付といったデジタル収入が昨年比61%増の6900万ポンド(約103億円)に達したことで損失を相殺。事業の総収入は横ばいとなったとのことです。


《Hideaki Taga》

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