米国の新聞、2027年までに電子版の割合が印刷版を上回ると予測

5月5日、サブスクリプションに関する分析・コンサルティングを行う米Mather Economicsは、米国の新聞購読者に関する調査結果をまとめたレポートを発表しました。同調査では300以上の新聞社を対象に、購読者の獲得・維持・平均購読者数・購読料収入など、50以上の指標を評価しています。

同社が発表した調査結果は以下のとおりです。

電子版と印刷版の割合の比較

購読者全体に占める電子版購読者の割合は20.89%（前年比31.93%）で、印刷版購読者（紙版と電子版の両方を購読している顧客も含む）の割合は79.11%（前年比6.73%減）でした。

全体収益に占める電子版収益は10.47%（前年比43.73%増）で、印刷版収益は89.53%（前年比3.44%減）だったということです。