天気に合わせて広告を配信する「weathermarketing.net」がサービス開始

株式会社ルグランは、天気に合わせて広告を配信する新しいシステム「weathermarketing.net」を開発し、サービスの申込受付を開始しました。

「weathermarketing.net」は、様々なパターンの天気に対応し、全国各地で異なる天気への対応を自動化した、天気に合わせて広告を配信するシステムです。システム設計は、検索連動型広告「オーバーチュア(元ヤフー)」の創設メンバーが中心となって行いました。

気象に連動した広告配信システムはこれまで世界でも殆ど存在せず、手作業による対応が主流でしたが、市場のさらなる成長を実現するためには新たなツールが必要不可欠と考え、企画・開発された新しいシステムとなります。

Google(検索・ディスプレイ)、Facebook、Instagram広告に気象データを連係。ネット広告媒体費の7割を占める検索連動型・SNS広告も気象に連動した広告を配信することが可能です。配信条件は、1時間毎に更新される1km四方・日本全国約37万地点の気象データに合わせて設定。24時間前から48時間先までの気温・降水量・湿度・風速、前日との気温差、7日先までのまとめ天気・最高/最低気温・降水確率などに対応します。

「weathermarketing.net」配信条件設定イメージ

ルグランは、脱クッキーの流れが進む中、消費者の好みやTPOに合わせた広告を配信するには、気象データの活用が重要な要素になると分析。また、インターネット広告は出稿に必要な単価の上昇も続いており、広告を購入意欲の高い消費者に出稿・配信することで費用対効果を改善する仕組が必要とし、こうした課題を「weathermarketing.net」により解決するとしています。

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【12月6日更新】メディアのサブスクリプションを学ぶための記事まとめ

デジタルメディアの生き残りを賭けた戦略の中で世界的に注目を集めているサブスクリプション。月額の有料購読をしてもらい、会員IDを軸に読者との長期的な関係を構築。ウェブのコンテンツだけでなく、ポッドキャストやニュースレター、オンライン/オフラインのイベント事業などメディアの立体的なビジネスモデルをサブスクリプションを中核に組み立てていく流れもあります。

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