「ミクチャ」運営のDONUTS、OBCラジオ大阪と資本業務提携…新たな事業を展開し、幅広い世代へリーチ

ライブ配信アプリ「ミクチャ」などを運営する株式会社DONUTSは、関西のラジオ局である大阪放送株式会社(OBCラジオ大阪)と2021年7月30日に資本業務提携をしたと発表しました。

これまで複数のラジオ局とラジオ番組のライブ配信や番組連動企画などを展開し、新たなビジネスモデルを構築してきたという同社は今回、OBCラジオ大阪の「メディア」としてのブランド力、情報インフラとしての企画・制作力が「ラジオ」という枠を超え、インターネットを通した複数デバイスでのサービス提供事業者として可能性が高いことに着目し、資本業務提携を決定したとのことです。

DONUTSはOBCラジオ大阪との協業により、両社の強みを生かしたシナジー効果を高め、新たな事業を展開。これまでのメインリスナーの中高年層に加え、積極的にインターネットメディア中心の若年層向けと幅広い世代へのリーチにも取り組んでいくとしています。

また、OBCラジオ大阪の筆頭株主である株式会社産業経済新聞社が保有するOBCラジオ大阪の普通株式34%をDONUTSが引き受けることがOBCラジオ大阪の取締役会で承認し、DONUTSが筆頭株主となりました。さらに、大阪放送の臨時株主総会にて、DONUTS代表取締役の西村啓成氏(非常勤)、DONUTS執行役員の假屋勝氏(非常勤)の2名が新任取締役として就任することが決定。経営体制をさらに強化し、資本業務提携の速度を上げていくとのことです。

今後実施予定の展開

現時点で想定している協業展開内容は、「ラジオ番組と連動したライブ配信によるリスナーの獲得」「ライブ映像を活用した新たな広告パッケージの商品化」「各種リアルイベントとのタイアップ協業展開」「ラジオ番組制作とメディアミックスの協業展開」「広告スポンサー獲得の協働展開」の5点です。

ラジオ番組と連動したライブ配信によるリスナーの獲得
OBCラジオ大阪が放送するラジオ番組とDONUTSが運営する「ミクチャ」での同時ライブ配信など、目で観ても楽しめるサービスを提供。若年層中心である全国のミクチャユーザーから新たなリスナーを獲得します。

ライブ映像を活用した新たな広告パッケージの商品化
ライブ配信に際し、映像で視聴者へ訴求できる広告メニューや出演者が番組内で自然にブランディングするプロダクトプレイスメントなども展開できることから、スポンサー収入をラジオとセットにした新たな広告商品戦略により拡大します。

各種リアルイベントとのタイアップ協業展開
DONUTSグループが運営するコンテスト系のイベント等でのOBCラジオ大阪の冠を掲げた賞の提供、ラジオ番組と連動したイベント企画の展開により、新たなイベント収益を創出、新たな層のリスナーの開拓につなげます。

ラジオ番組制作とメディアミックスの協業展開
OBCラジオ大阪が展開する事業と、DONUTS保有の自社IPゲームコンテンツなどとの新たな共同番組企画やライブ配信、イベントその他メディアミックスを行います。

広告スポンサー獲得の協働展開
DONUTとグループ会社が行う広告メディア運営やイベント展開などの既存クライアントからのスポンサー広告収入なども見込んでいます。

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