大日本印刷がSNSと連動し地域情報をリアルタイムに提供するサービスを開発

大日本印刷株式会社(DNP)が、現地の地理に不慣れでも見やすく、直観的にわかりやすい地図をベースとしたデジタル観光マップ「DNP MAPベース地域振興情報発信プラットフォーム」を開発しました。

このシステムは、観光情報等で地域の魅力を発信する静的なWebサイトやパンフレット等を補完。情報提供する地域の観光スポットや店舗等の新規情報登録の負荷を増やすことなく、日常的に使用しているSNSを活用することで、手軽に最新の情報を発信できます。SNSの投稿に加え、他のシステムとも連動し、混雑状況やライブカメラの映像、モビリティの位置情報なども提供し、観光客などがさまざまな観点からより最適な行動を選択し、地域の魅力に効率よく触れられるようにしていくとしています。

DNPは、このプラットフォームの提供により、5年間で累計3億円の売り上げを目指すとしています。

このシステムを利用した三重県菰野町(こものちょう)の観光プロモーション

自治体などが発信する地域情報や事業者が発信する観光地情報、認定された生活者が発信するコメントなどのTwitterの投稿に連動。ウェブサイト上の菰野町観光情報に最新情報を提供できることから、発信者側の新たな業務負荷を増やすことなく、リアルタイムなTwitter発信を利用して、最新の情報を観光客等に届けることができます。

その他の採用事例・導入予定

  • 「御堂筋チャレンジ2021」、実施期間2021年11月3日~12月2日、一般社団法人ミナミ御堂筋の会(大阪市指定・道路協力団体)、大阪市建設局が実施。
  • 「渋谷の人々と地域がつながる「小さな拠点」づくりShibuya Mobility and Information LoungE(通称:SMILE)社会実験」、実施期間2021年11月10日~13日、株式会社日建設計総合研究所、一般社団法人渋谷未来デザイン、東急株式会社、株式会社東急不動産が共催。
  • 「仙台駅東地区における賑わい・モビリティ・物流が共存する道路空間の社会実験」、2021年11月24日より実施予定、仙台駅東まちづくり協議会が実施。
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【12月6日更新】メディアのサブスクリプションを学ぶための記事まとめ

デジタルメディアの生き残りを賭けた戦略の中で世界的に注目を集めているサブスクリプション。月額の有料購読をしてもらい、会員IDを軸に読者との長期的な関係を構築。ウェブのコンテンツだけでなく、ポッドキャストやニュースレター、オンライン/オフラインのイベント事業などメディアの立体的なビジネスモデルをサブスクリプションを中核に組み立てていく流れもあります。

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Nakashima Takeharu
Nakashima Takeharu
「佐賀経済新聞」編集長。県内で開催のアジア最大級の熱気球大会では広報・メディア対応とネットコミュニケーションを担当。

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