横浜DeNAベイスターズ、NFT活用のデジタルムービーコレクションサービス提供へ・・・基盤技術に「LINE Blockchain」を採用

株式会社ディー・エヌ・エーと株式会社横浜DeNAベイスターズは、ブロックチェーン技術によるNFTを活用し開発したデジタルムービーコレクションサービス「PLAYBACK 9(プレイバックナイン)」の提供を開始しました。 NFT市場の拡大に関連し、米国ではプロバスケットリー…

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横浜DeNAベイスターズ、NFT活用のデジタルムービーコレクションサービス提供へ・・・基盤技術に「LINE Blockchain」を採用

株式会社ディー・エヌ・エー株式会社横浜DeNAベイスターズは、ブロックチェーン技術によるNFTを活用し開発したデジタルムービーコレクションサービス「PLAYBACK 9(プレイバックナイン)」の提供を開始しました。

NFT市場の拡大に関連し、米国ではプロバスケットリーグのNFTカード事業が大きな注目を集めています。そんななか、DeNAでは、子会社のプロバスケットボールチーム 川崎ブレイブサンダースと共にブロックチェーン技術を用いて開発し、試合で活躍する選手を予想して楽しむことができるカードゲーム「PICKFIVE(ピックファイブ)」の試験提供をおこなうなど、スポーツを通じた新たな楽しみを検討してきたといいます。

今回、横浜DeNAベイスターズで、野球をモチーフにした新しい楽しみ方の提供を目的に、デジタルムービーコレクションサービス「PLAYBACK 9」の提供を始めました。

「PLAYBACK 9」は、NFTにより保有証明がなされたデジタルアイテムを購入し、閲覧できるサービスで、試合の名シーンを球団公式のデジタルアイテムとして販売。従来のトレーディングカードの世界をデジタル上で体験出来ます。

このサービスには、LINEの暗号資産事業とブロックチェーン関連事業を展開するLVC株式会社が手掛ける「LINE Blockchain」が採用されました。「LINE Blockchain」基盤のNFTは、「LINE」のアカウントで登録できるデジタルアセット管理ウォレット「LINE BITMAX Wallet」で保管ができるため、利用者は簡単にNFTアイテムを取り扱うことができます。

LINEは、2018年4月に「LINE Blockchain Lab」を設立。ブロックチェーンサービス開発プラットフォーム「LINE Blockchain Developers」では、開発者が「LINE Blockchain」上でNFTアイテム等のトークンを発行し、サービス構築できる環境を提供。また、「LINE BITMAX Wallet」では、LINEアカウント一つで「LINE Blockchain」基盤のNFTアイテムを含むデジタルアセットの管理が可能で、IPホルダーやクリエイターはLINEのユーザー基盤を活かしたサービスの構築が出来ます。

《Nakashima Takeharu》

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Nakashima Takeharu

「佐賀経済新聞」編集長。県内で開催のアジア最大級の熱気球大会では広報・メディア対応とネットコミュニケーションを担当。

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