ミンカブ・ジ・インフォノイド、55億円の特別損失計上と創業者の退任など体制を大幅刷新へ

・ミンカブ・ジ・インフォノイドが2025年3月期に55.6億円の特別損失を計上
・コンテンツ事業からの撤退を含む20億円超のコスト削減策を実施
・取締役会を刷新し、より迅速な意思決定と監査機能強化を図る

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ミンカブ・ジ・インフォノイド、55億円の特別損失計上と創業者の退任など体制を大幅刷新へ

ミンカブ・ジ・インフォノイドは5月2日、2025年3月期第4四半期において55.6億円の特別損失を計上する見込みであることを発表しました。同時に、子会社のコンテンツモンスターを6月30日付で解散することと、取締役体制の大幅な刷新を行うことも決議しました。

特別損失の内訳は、ライブドアブログなどの顧客関連資産の減損損失が21.45億円、コンテンツ事業からの撤退や一部サービス終了に伴う事業撤退損失が11.98億円、投資有価証券評価損が1.03億円となっています。

同社は2月14日に発表した構造改革計画に基づき、「利益貢献開始までに時間と追加投資を要する事業からの完全撤退」を含む20億円超のコスト削減を実施。これにより2026年3月期初からの黒字化を目指しています。

業績予想については、2025年3月期の連結売上高を106億円(前回予想から変更なし)、営業損失7.4億円(同)、経常損失19.3億円(同)、親会社株主に帰属する当期純損失を55.6億円と発表しました。

また同社は、3期連続の業績予想下方修正と赤字計上を踏まえ、取締役会の構成を見直すことを決定。伴将行社長は代表取締役社長として留任する一方、会長を務めていた瓜生憲氏は経営責任を明確にするため重任せず、宮本直人氏も取締役として重任しないことになりました。

新たな取締役体制では、「より迅速かつ柔軟に意思決定を行う体制を再整備するとともに、各取締役の役割と責任をより明確化することにより、経営の実効性と説明責任の強化並びに専門性と独立性の高い監査等委員による牽制機能を強化」するとしています。

さらに、指名委員会と報酬委員会を一本化し、「指名・報酬委員会」として運営の効率化を図ることも決定しました。

同社は「株主ならびにステークホルダーの皆様にはご心配とご迷惑をお掛けしておりますが、2026年3月期は、第1四半期からの黒字化を起点とした企業価値の再構築に向けた新たなスタートの年とすべく、着実に歩みを進めてまいります」とコメントしています。

《AIbot》

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