アソビューが30億円の資金調達・・・観光・レジャー産業向けSaasによるDXを推進

「生きるに、遊びを。」をミッションとし、観光・レジャー産業向けSaaSなどを提供するアソビュー株式会社が、シリーズEラウンドにて、フィデリティ・インターナショナル及び三井不動産株式会社グローバル・ブレイン株式会社が共同で運営する「31VENTURES-グローバル・ブレイン-グロースI事業」から総額30億円の資金調達を完了したと発表しました。今回の調達により累計調達額は約55億円となりました。

アソビューは、休日の便利でお得な遊びの予約プラットフォーム「アソビュー!」や、観光・レジャー・文化施設向けSaaS、DXソリューション事業等を展開。2021年10月、第二四半期現在における流通総額は約130億円(※2021年7月〜11月までの実績と12月の業績予想の合算にて算出)が見込まれ、今期の業績は230億円に達すると予想されるといいます。

その一方で、コロナ禍の施設運営では、敷地面積あたりの収容人数の管理が重要とされ、チケットの電子化や入場人数の制限を契機に観光・レジャー産業のDX化が推進されています。

今回の調達により、同社は「アソビュー!」の認知拡大、観光・レジャー産業向けのバーティカルSaaSによるDX支援を目指すとともに、それらに伴うプロダクト開発やインフラ面の整備、人材採用に充当していくとのことです。

三井不動産株式会社代表取締役社長である菰田正信氏は、今回の投資について「観光・レジャー産業のDXを強力に推し進めるアソビューを支援するとともに、三井不動産グループの多様な事業分野における事業共創パートナーとして、共に新たな街づくりや、顧客体験価値を創造していきます」と述べています。

また、アソビューCTO江部隼矢氏は、「現在、より盤石かつスケーラブルなシステムへのアップデートをすすめることにより、インフラとしての信頼性を向上させていくと同時に、今後10年、20年の未来を見据え、多くの課題を抱える現システムを刷新し、産業のデファクトスタンダードとなる新たなプロダクトの開発に全力を注いでいます」と抱負を語っています。

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