電通とオールアバウト、 BtoB企業のオウンドメディアの支援強化

株式会社オールアバウトパートナーズ株式会社電通が共同で、BtoB企業のオウンドメディアにおける記事コンテンツの企画・制作・改善をサポートするサービス「Elite Connector(エリートコネクター)」の提供を開始しました。

株式会社オールアバウトパートナーズは株式会社オールアバウトの100%子会社です。

サービス開発の背景

オールアバウトによると、BtoB(法人向け)ビジネスを展開する企業にとって、オウンドメディアを活用した情報発信は重要ですが、購買担当者が「読みたくなるコンテンツ」や「検討フェーズ(認知・検討・決定)に合わせたコンテンツ」を企画・立案し、継続的に運用・改善することは、BtoB企業にとって大きな負担となっています。そのため、昨今はBtoB企業からメディア企業に対し、「コンテンツ制作を依頼したい」という要望が増加しているといいます。

こうした状況を踏まえ、BtoBビジネスに特化したソリューションの提供・開発を行う国内電通グループ横断組織「電通B2Bイニシアティブ」と、幅広いメディアの記事制作ノウハウを持つオールアバウトパートナーズは、最適かつ信頼性の高い記事コンテンツを企画・制作するサービス「Elite Connector」を開発・提供するに至りました。提携するメディアは、ビジネス系メディアを中心に100以上にのぼります。

提携メディア例

Elite Connectorのサービス内容

  • 電通B2BイニシアティブのコンサルタントによるBtoBマーケティング課題の抽出。
  • 選定・提携した100以上のメディアを活用した最適な記事制作プランの策定。
  • メディアのクレジットが入ることで信頼性が付加された記事コンテンツの企画・制作。●事後の分析や改善施策の提案。

Elite Connectorにより、ライターとのやりとりを含む全工程を専門チームが担うため、BtoB企業は自社での継続的なリソース確保や業務負荷を大幅に削減することが可能に。また、タイアップ記事広告は出稿後に二次利用として企業のオウンドメディアで掲載する場合がありますが、本サービスは提携媒体でのタイアップ記事広告の出稿を必須としていない点も特徴としているとのことです。

タイアップ記事広告の二次利用と本サービスの違い

電通B2Bイニシアティブは、従来の広告コミュニケーションの枠を超え、BtoBビジネスに特化したソリューションを提供・開発する国内電通グループ横断組織です。

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デジタルメディアの生き残りを賭けた戦略の中で世界的に注目を集めているサブスクリプション。月額の有料購読をしてもらい、会員IDを軸に読者との長期的な関係を構築。ウェブのコンテンツだけでなく、ポッドキャストやニュースレター、オンライン/オフラインのイベント事業などメディアの立体的なビジネスモデルをサブスクリプションを中核に組み立てていく流れもあります。

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