プレティア・テクノロジーズが総額7億円を調達 ARクラウドプラットフォーム「Pretia」の世界展開を加速

ARクラウド「Pretia」を研究開発するプレティア・テクノロジーズ株式会社が、本ラウンドにてSBIインベストメント、電通グループ、小学館、アダストリア、SMBCベンチャーキャピタル、他エンジェル投資家から総額約7億円の調達を完了したと発表しました。 プレティア・テ…

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プレティア・テクノロジーズが総額7億円を調達 ARクラウドプラットフォーム「Pretia」の世界展開を加速

ARクラウド「Pretia」を研究開発するプレティア・テクノロジーズ株式会社が、本ラウンドにてSBIインベストメント電通グループ小学館アダストリアSMBCベンチャーキャピタル、他エンジェル投資家から総額約7億円の調達を完了したと発表しました。

プレティア・テクノロジーズは、「共に達成する喜びを届ける」をミッションに、ARクラウドおよびARサービスの企画・開発を行っているスタートアップ企業です。

ARクラウド「Pretia」は、空間をデータ化し、そのデータをもとにしたAR体験を簡単に作ることができるプラットフォーム。プレティア・テクノロジーズは、現実世界の文脈を活かしながら複数人でAR体験が共有でき、開発コストも抑えられる「Pretia」によって、楽しく便利なARが溢れた世界の実現を目指すといいます。

一般に提供されているAR開発ツールのなかでも「Pretia」を使って開発したAR体験は、特徴点を活用した精度の高い自己位置推定で空間に埋め込まれたコンテンツを呼び出し、特定地点において複数人で同時に体験することが可能。この特徴から、現実世界の「上」に構築されたARではなく、現実世界の「中」に溶け込んだAR体験の提供が可能とのことです。

また、「Pretia」が世界中で使われるプラットフォームとなるよう日・英両言語に対応し、EUを除く全世界にリリースされています。現在5カ国以上のユーザーが利用中とのこと。

同社は今回調達した資金により、ARクラウドプラットフォーム「Pretia」が、エンターテインメント・小売・製造・教育・広告・建築等あらゆる産業で活用される基盤となるよう、開発体制の強化・製品品質の向上・開発者コミュニティを支援していくとしています。

株式会社電通グループ電通イノベーションイニシアティブ シニア・マネージャーの仲子佳菜氏は、ARを「非常にエキサイティングな技術であり市場であると捉えている」とし、「プレティアの皆さんの挑戦を応援すると共に、異なる得意分野を持ったパートナーとして、社会や人生を豊かするARの社会実装に貢献できれば嬉しいです」と述べています。

《oyoyon》

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