ウェブ広告の最大32%にアドフラウドリスク Spider AF導入企業の広告品質調査

株式会社Spider Labsが2022年上半期のSpider AF導入企業の広告品質の調査を実施し、調査レポートを発表しました。調査期間は、2022年1月1日~2022年6月30日です。

アドフラウド(広告不正)とは、広告のインプレッションやクリック、コンバージョンを不正な手法で水増しし、広告報酬を搾取する不正行為のことです。

Spider AF導入企業を見ると、最大32%のアドフラウドリスクがあることが明らかになりました。2022年国内のアドフラウドの被害額は、被害の平均値から逆算すると1,100億円を超えると推測。2021年の調査レポートと比較すると、アドフラウドの被害が10%増加しています。

2022年1月から6月までの半年間で解析したウェブ広告の8億1,800万クリックを見ると、約4.1%にあたる3,062万クリックがアドフラウドでした。1クリックあたり50円での計算の結果、アドフラウド被害はおよそ16億7,690万円規模でした。デジタル広告の約4.1%以上がアドフラウドと仮定した場合、2022年国内のアドフラウド推定被害額は1,115億円と推測することができます。

費用がかからない無料見積もり・資料請求などの問い合わせを媒体のコンバージョンとしている広告を狙った事例では、複数の同じレイアウトのサイトを約100件作成。大手プラットフォーム含めたアドネットワークの広告枠を掲載し、広告配信ロジックを悪用して多額の広告費用を搾取していたと考えられます。

CPCは最終的に1,000円を超え、月間累計で1社から数百万円以上の広告費を搾取していたとみられ、ネットワーク事業者に検知結果に基づいて不正報告を行いました。その結果、広告主に約69万円が返金されました。

アドフラウドは、TikTokやInstagram、YouTubeなど多くのプラットフォームの縦型動画広告でも検知。動画広告内で「閉じる」動作をした際に誤って広告を踏むため、クリック率が高くなっていました。しかし獲得数が伸び悩み、顧客獲得単価が釣り上がる結果となっています。アドフラウドをSNS動画広告でも検知、対策をすることで、コンバージョン率は2.5倍になりました。

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