極右・極左メディアから学ぶ、読みやすい政治報道・・・ハーバード・ケネディスクールの研究

ハーバード・ケネディスクールの研究員ジェシカ・スパークス氏は、2021年に党派・非党派のメディアによって制作された約6000の政治ニュース記事を分析したところ、「評判の良い組織のジャーナリストが、党派性の強い政治に関するニュースを書くときに考慮すべきこと」についての洞察を与えてくれたと言います。

以下は、これらの研究で明らかになった主な成果の3つです。

  • 第1に、極端な偏見を持つメディアは、それが保守的かリベラルかを問わず、非党派のメディアよりも短いセンテンスとあまり堅苦しくない言葉を使う傾向がありました。
  • 第2に、主要な報道機関は、全体的に高い読書レベルで記事を書いている。例えば、ロイター通信の記事は、平均して大学を1年半卒業した人のレベルで書かれています。一方、極左のオンライン出版社Wonketteは、平均して9年生の読解力で記事を書いていますが、極右のオンライン出版社American Thinkerは、小学校11年生レベルの文章でした。
  • 第3に、極右・極左の報道機関は、超党派の報道機関に比べ、より否定的な論調をとっています。また、肯定的な言葉と否定的な言葉の比率も低くなっています。

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【12月6日更新】メディアのサブスクリプションを学ぶための記事まとめ

デジタルメディアの生き残りを賭けた戦略の中で世界的に注目を集めているサブスクリプション。月額の有料購読をしてもらい、会員IDを軸に読者との長期的な関係を構築。ウェブのコンテンツだけでなく、ポッドキャストやニュースレター、オンライン/オフラインのイベント事業などメディアの立体的なビジネスモデルをサブスクリプションを中核に組み立てていく流れもあります。

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前田邦宏
前田邦宏
メディアイノベーション見習いスタッフ。海外調査の最新動向を担当。分野を問わず、調べ物が好き。

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