中小企業向けメディア「ツギノジダイ」が朝日インタラクティブへ事業移管

朝日新聞社が、同社が運営する「ツギノジダイ」事業を、2023年4月1日付で、朝日新聞社の100%出資子会社である朝日インタラクティブ株式会社に事業譲渡の上、事業移管すると発表しました。

「ツギノジダイ」は、中小企業の経営者や後継者、後を継ごうか迷っている人たちに向けて、さまざまな事業承継の事例や必要な情報を提供するメディアです。中小企業の経営者や後継者の課題解決を支援するため2020年にスタート。これまでさまざまな事業承継の選択肢や必要な基礎知識を紹介してきました。

事業が譲渡される朝日インタラクティブ社は、2009年に設立されたインターネット専門のメディア企業。IT情報関連のCNET JapanZDNET Japan、国際ニュースのCNN.co.jpなど、複数のウェブメディアを運営しています。

朝日新聞社によると、事業移管後も「ツギノジダイ」のコンセプトや事業内容に変更はなく、会員は引き続きこれまでと同様のサービスを利用できるとしています。

事業移管に伴い、ツギノジダイ会員規約(以下「会員規約」)に基づく合意事項・権利義務(以下、総称して「合意事項」)と、会員登録時に登録された個人情報(以下「個人情報」)は、朝日インタラクティブ社へ承継されます。

同意できない会員は、2023年3月26日(日)17時00分までに「ツギノジダイのマイページ」から退会手続きをするか、問い合わせ窓口から退会希望の旨を連絡してくださいとのことです。同意される場合は特に連絡は不要です。

個人情報については、会員登録時に同意された「個人情報の取り扱い」の文言の範囲内で、同社および朝日新聞グループにおいて引き続き共同利用のために保有・利用するとしています。

なお、合意事項の承継に伴い、会員規約は同承継日付に改定されます。

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