株式会社三菱総合研究所（MRI）は、グループ企業3社と連携し、ChatGPT技術の安全・迅速な導入を支援するトータル・サポート・サービス「ララサポ」の提供を開始しました。
「ララサポ」は、ChatGPTを含む大規模な自然言語処理モデルの総称である「LLM」を用いた支援サービスです。企画・提案活動へのAIサポートによってナレッジワーカーの業務を革新し、自然言語を用いた的確な応対指南により顧客接点を高度化します。
高セキュリティの環境構築支援、業務変革ソリューションの提供、業界インパクトレポートの3点を特徴としています。また、「ララサポ」を提供するMRIは、セキュリティを確保したGPT活用ノウハウ、豊富な業務コンサル経験とAI技術の応用力、客観的なリサーチに基づく戦略立案支援を強みとしています。
同社は今後、ChatGPT技術を活用し、ユーザーのニーズを踏まえたソリューションを追加開発していきます。
「ララサポ」の特長
グループ会社である日本ビジネスシステムズ株式会社（JBS）が提供する「アイプリシティ チャット Powered by ChatGPT API」と連携し、機密情報の漏洩リスクを回避し、安心・安全に「ChatGPT」を利用するための環境を整えるサービスを提供します。また、刻々と変化する生成AIに関する法規制に対応しながら、最適なルール・ガイドラインの設計を支援します。
情報収集・整理・レポーティングを自動化するツールであるWebサーベイAI「ロボリサ」の誤情報を検知・削除する機能を活用し、信頼性の高いレポート生成を実現します。
ばらばらな顧客接点をつなぎ、顧客との会話・行動を一元管理することで、AIによる顧客の自己解決支援とCX（顧客体験価値）向上を実現する「タッチポイントDX」のサービス拡充、金融機関向け営業支援サービスの提供を予定。「タッチポイントDX」は、グループ会社である三菱総研DCS株式会社と連携します。
グループ会社である株式会社アイネス、JBSとともに、「AI相談パートナー」と「AIスタッフ総合案内サービス」により、職員の作業負担軽減や住民サービスの高度化を目指します。
また、研修プログラム「ChatGPT活用体験ワークショップ」で日常業務の活用シーンを体験することで、ChatGPT技術への理解と実務への取り込みを容易にします。さらに、LLMをはじめとする生成AIの業界インパクト調査レポートも作成しています。
