新しい経営陣が就任したばかりのQuartz(ユーザベース傘下)が、アップルが中国政府からの抗議を受けて、AppStoreの中国語版から「Quartz」のアプリを削除したと述べたとThe Vergeが報じています。
香港でのデモについて継続的に報道していたことが理由と見られ、Zach Seward新CEOは「この種の政府による検閲は最も忌み嫌われるものですが、彼らの妨害を乗り越える手段は幾らでもあります」と話したとのこと。同社はアップルから「中国で違法なコンテンツを含んでいる」と通知を受けたそうです。また、ウェブサイトも中国からのアクセスがブロックされているとのこと。
先週アップルは、香港でのデモ参加者が現地警察の動きを共有するためのアプリ「HKmap Live」というアプリをAppStoreから削除したとして批判を集めていましたが、方針転換し再度承認していました(ブルームバーグ / GIGAZINE)。