市場調査を行うカンターが実施した米国の動画配信サービスに関する最新の調査によると、2020年12月までに、米国のストリーミング・ビデオ・オン・デマンド(以下、SVoD)のサブスクリプションが2億3300万に到達しました。HBO Maxは、2020年の第四半期に米国で最も多くの新規会員を獲得し、年間で見るとディズニープラス(Disney +)が最も多くの新規会員を獲得しました。
今回調査対象となった動画配信サービスの新規会員者の割合を示すデータは、以下のとおりです。
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HBO Max
2020年の第4四半期には勢いが加速し、新規会員が増加しました。データは、映画館での上映と同時に、「ワンダーウーマン1984」をHBO Maxでリリースするという決定が正しかったことを示唆しています。四半期中の新規会員の41%が、加入の主な動機として特定のコンテンツを挙げました。前四半期の32%から増加し、特定のコンテンツを理由に加入した人の5人に1人が、「ワンダーウーマン1984」を理由に加入したことがわかりました。映画での上映と同時にHBO Maxでもリリースしたにもかかわらず、第4四半期には15.3%、第3四半期には15.4%の会員が映画館にも足を運んだようです。