おはようございます、Media Innovationの多賀です。ウェブメディア「ITmedia」の記者の方が、テレワーク移住の体験記をつづっています。勤務形態や今後の勤め先の意向によっては、家賃や広さの面でかなり魅力的です。
「Media Innovation Newsletter Daily Edition」では毎朝、メディア関係者必読のニュースや、Media Innovationに掲載されたオススメ記事を紹介していきます。
目次
3月23日の注目記事チェック
まずはMI編集部員が見つけたメディア関係の注目記事をご紹介します。
フェイスブックが「子ども向けInstagram」を開発中 (BuzzFeed News 英文)
FacebookやInstagramなどのソーシャルプラットフォームにとって、若いユーザーのオンラインでのいじめや嫌がらせは回避すべき問題ですが、若者は重要なターゲット層でもあります。現在、Instagramの利用規約では13歳未満の利用を禁止していますが、親にとって透明性があり、コントロールできるバージョンを開発中のようです。開発を率いるのは、Instagramの責任者のほか、依然グーグルでYouTubeKidsなどの子ども向け製品を監督していたフェイスブック副社長が加わっていると伝えられています。
メッセンジャーアプリ「Telegram」にもオーディオチャット機能が登場 (Telegram 英文)
Clubhouseの流行を機に、多くのプラットフォームがオーディオライブ機能に取り組んでいることは連日お伝えしていますが、メッセンジャーアプリのTelegramが同様の機能を導入しました。Clubhouse同様の部屋へのリンクを、スピーカー用とリスナー用に分けて作成できるほか、録音も可能のようです。
トランプ氏、独自のプラットフォーム創設でSNS復帰へ (CNN)
Twitter、世界的指導者アカウントの取り扱いについてのアンケートを開始 (ITMedia)
Covid-19が、グーグル、フェイスブック、アマゾンの「3大広告支配者」をどのように強化したか (Wall Street Journal 英文)
3月23日のMIオススメ記事
ここからはMIに掲載された記事を紹介します。
ウィキメディア財団が有料サービス「エンタープライズAPI」を発表・・・大規模な商用利用に対応【会員限定】
Wikipediaの情報は、一般ユーザーだけでなく、Google検索結果や音声アシスタントなどにも利用されています。「エンタープライズAPI」は、これまでは企業が大規模利用する際に行っていたデータの整備や整合性管理をウィキメディア側で行うサービスが含まれています。ただし、従来通り無料で利用することはもちろん可能で、中立的で誰もがアクセス可能であるという姿勢は変わらないことをアピールしています。
Spotify、アーティストへのロイヤリティについて解説するサイトをオープン・・・収益分配システムの透明性向上を目指す【会員限定】
音楽ストリーミングサービスでは、ユーザーから得た収益が運営にプールされ、楽曲がどれだけ再生されているかによって分配金額が決定されますが、その分配体系についてアーティストから不満や疑問が出ることが多いといいます。Spotifyは新たにサイトを開設し、システムの透明性をアピールしています。
数百の新聞を発行する英リーチ、大半のオフィスを閉鎖し今後も自宅勤務を継続へ【会員限定】
ニュースレターのSubstackはジャーナリズムの新モデルではなく、むしろ旧モデルである【会員限定】
日本経済新聞社の2020年12月期連結決算・・・「日経電子版」が好調もコロナ禍で減収減益
キメラ提供のサブスクリプション基盤「Ximera Ae」を静岡新聞社『あなたの静岡新聞』が採用
ポニーキャニオン、読書困難者向け読み上げサービスのサブスク開始
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本日はここまでです。今日も一日頑張っていきましょう!
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