ポッドキャスト制作企業の米Stitcherは7月7日(現地時間)、コロナ禍におけるポッドキャストの聴取行動、番組の好みなどに関するレポートを発表しました。その結果、パンデミック前後でリスナーの聴取行動が変化していることや、年齢や性別により聴取行動に違いがあることなどが明らかになったとのことです。
同レポートの作成にあたりStitcherは、2020年の1年間を通してStitcherアプリユーザー1万1,000人の聴取行動を調査しました。
目次
コロナ禍の聴取行動の変化
調査の結果、以下のような番組数や聴取行動の変化が見られたということです。
・Stitcherの番組数は、2019年比で22.9%増加した。
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・新型コロナウイルスが流行した2020年3月以降、通勤時間の減少の影響があり、月あたりの聴取時間はやや減少したが、5月以降は回復傾向にある。2009年から2020年にかけて、月あたりの聴取時間は年々増加している。