メディアビジネスに関するデータやソリューション提供を行うニールセンデジタル株式会社(以下:ニールセン)は、ニールセン デジタルコンテンツ視聴率(Nielsen Digital Content Ratings)のMonthly Totalレポートをもとに、ITビジネス領域のデジタルメディアの視聴状況を発表しました。
2021年5月のMonthly Totalレポートによると、視聴者数(2歳以上)の観点で最も多かったのはITmedia、@ITなどのサービスを含む「ITmedia Inc」で、1338万人がひと月あたり平均9回利用していました。
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また、年齢・性別別のリーチにおいても、「ITmedia Inc」のリーチが男性・女性問わずすべての年齢層で最も高くなっています。男性の18~34歳、50歳以上においては「ITmedia Inc」と「Impress Watch」がほぼ同等のリーチを計測しています。
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最後に、視聴者数トップ5のサービスを合計した視聴率を性別・年代別で見ると、35歳~49歳の男性が最も高く、406%を計測しました。また、男性だけではなくビジネスの現場を担う35~49歳の年齢層の女性のリーチも高く、332%を計測しています。
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ニールセンは、「ブランド担当者がターゲットとコミュニケーションを取るためのサービスを検討する際には、イメージだけではなく、キャンペーンの目的に応じてターゲットリーチや利用回数、GRP、TARPなどの指標を実際の視聴データを元に考慮することが重要」と指摘。さらに「それぞれの媒体のサービスや記事の特徴、強みに加え、これらのユーザーの利用指標を基にメディアプランを立案することが重要」としています。