おはようございます、Media Innovationの多賀です。昨日は東京で気温が特に下がり、夜には23区で大雪警報が発表されました。外出の際はお気をつけを。
「Media Innovation Daily」では毎朝、メディア関係者必読のニュースや、Media Innovationに掲載されたオススメ記事を紹介していきます。
目次
1月7日の注目記事チェック
まずはMI編集部員が見つけたメディア関係の注目記事をご紹介します。
PODCASTERS ARE LETTING SOFTWARE PICK THEIR ADS — IT’S ALREADY GOING AWRY (The Verge)
「ポッドキャスターは広告をソフトウェアに選ばせている – それはすでに失敗している」
「この2年間で、ポッドキャスト業界の主要プレイヤーはすべて、「ポッドキャストに広告を挿入する」という1つの機能に特化した企業を買収」しており、ポッドキャスト広告は主要な収入源となっています。しかし、カテゴリー別の広告配信システムは完璧に動作しているわけではなく、性的な内容を含むテレビ番組の広告が子供向け番組で配信されるなど、広告配信のエラーが課題になっているといいます。
Election Falsehoods Surged on Podcasts Before Capitol Riots, Researchers Find (The New York Times)
「国会議事堂暴動前にポッドキャストで選挙のデマが急増、研究者らが発見」
研究では、大統領選前の数週間、不正選挙陰謀論を伝えるポッドキャストの数が急増。誤報を含むエピソードが調査対象の政治ポッドキャストの60%を占めた週もあったといいます。研究は、アップルやSpotifyらプラットフォーマーによるコンテンツモデレーションの不足を指摘しています。
「TikTokがAtmosphereと提携し、TikTokの動画を初めて商業施設内の屋外スクリーンに導入」
WarnerMedia and ViacomCBS Are Exploring Possible Sale of CW Network (The Wall Street Journal)
「ワーナー・メディアとバイアコムCBSがCWネットワーク売却の可能性を検討中」
【CES2022】ネット+メタバース+ロボットで人類はどこへでも行ける (アドタイ)
出版業界に貢献するメディアドゥに メディアドゥ代表取締役社長CEO・藤田恭嗣氏に聞く (文化通信デジタル)
1月7日のMIオススメ記事
ここからはMIに掲載された記事を紹介します。
ブルームバーグCEOが退任し、新メディア立ち上げへ・・・編集長にはNYTコラムニストが就任【会員限定】
ブルームバーグのジャスティン・スミス氏とニューヨーク・タイムズのベン・スミス氏、2人のスミスが公平でオーディエンスと向き合ったジャーナリズムを実現するため、退社を発表しました。詳細は今のところ不明ですが、「オーディエンスと見なされていない2億人」をターゲットに定めた新メディアには注目が集まっています。
米非営利ローカルニュース支援のため、GNIなどの団体が総額1200万ドルの寄付を約束【会員限定】
「ニュース砂漠」が叫ばれる米国ですが、非営利ローカルニュースを支援する動きは活発になっています。個人からの寄付と同額を財団などが拠出する取り組みで、1200万ドルもの寄付が約束されました。
ウォール・ストリート・ジャーナル発行のダウ・ジョーンズが1Q業績を発表・・・2021年は「最も成功した年のひとつ」【会員限定】
JX通信社、ニュースアプリ内で感染症予報情報を提供するテスト開始・・・日立SISと共同で
CoeFont、AI音声に感情を纏わせる機能を一般ユーザー向けに提供開始・・・AI音声市場の拡大を目指す
NBCユニバーサル、ファーストパーティIDプラットフォーム「NBCUnified」を発表
オトナル、ポッドキャスト番組間のリスナー送客を可視化するサービス「Podcast Tracking」を提供開始
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本日はここまでです。今日も一日頑張っていきましょう!
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