アマゾンが2022年第2四半期(4-6月)の業績を発表しました。投資家はアマゾンは苦境の中にいる、と見ていましたが、業績は予想以上に好調です。第2四半期の売上高は、1,212億3000万ドル。投資家予想を大きく上回りました。また、アマゾン自身が第3四半期の売上高を1250億ドルから1300億ドルの間で、13%から17%の成長率を見込んでいると発表したため、株価も上昇しました。
投資家は、パンデミックにより従業員や倉庫のキャパシティが増えすぎたため、現在のインフレによるコスト上昇に苦しんでいるだろうと考えていましたが、アマゾンは、増えすぎた従業員数を第2四半期末時点で9万9千人削減し、152万人にしました。更に、CEOアンディ・ジャシーは、「燃料費、エネルギー費、輸送費のインフレ圧力が続いているものの、フルフィルメントネットワークの生産性向上について努めた。」と述べています。また、CFOのブライアン・オルサヴスキー氏は、Amazon Web Servicesや広告などの部門のエンジニアの採用以外は慎重になるだろうと述べました。