かつてツイッターと呼ばれた、Xの時代が始まる

7月24日未明から、イーロン・マスク氏の掛け声でツイッターは社名を「X」に変更が始まりました。 と言ってもツイッターであることは変わっていません。やがてURLの転送が始まったx.comに変更し、名称も変わるのかも知れませんが、いずれも「かつてCEO」と呼ばれたイーロ…

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かつてツイッターと呼ばれた、Xの時代が始まる

7月24日未明から、イーロン・マスク氏の掛け声でツイッターは社名を「X」に変更が始まりました。

と言ってもツイッターであることは変わっていません。やがてURLの転送が始まったx.comに変更し、名称も変わるのかも知れませんが、いずれも「かつてCEO」と呼ばれたイーロン・マスクのロードマップ通りのブランディングなのかと思われます。

そう言えば、こういう時、今のCEOのリンダ・ヤッカリーノ氏は何をしているんでしょうか?唐突なハプニングで顧客対応に追われているんじゃないかと気を揉んでしまいます。日本でも昨晩のテレビニュースで放映されていましたが、何のニュースかがよく分かりませんでした(バットマンの登場シーン?)。

ともあれ、こんなことでは驚きはしないし、怒りもしないツイッターユーザーです。もう慣れっこになりました。例えばデスクトップでは、左上にあるツイッターの鳥のアイコンが新しいXになっていますし、サインアップ画面もXロゴに変更されましたが、ブルーのツイッターカラーは残っています。

X branding

ロゴの色からすると、イーロン・マスクは流行りの黒を基調としたダークモードのデザインに変更しようとしているが、インターフェースを入れ替えるにはまだ時間がかかりそうです。しかし名称を変えるというリブランディングの過程も宣伝材料にするとは、「かつて」のCEOも忙しい。今も会社の「顔」は変わりません。

宣伝など片手間で、クリエイターのサブスクリプション長文記事広告のキーワードターゲティング、その他さまざまな調整など、着々と機能追加を実現し、求人リストやビデオ通話など、買収後の新要素もようやく始まったばからです。Xのイノベーションは今始まったばかりです。もしかすると、宣伝ではなく、実はリンダ・ヤッカリーノ氏や開発陣を煽っているのではと、気になります。

ただ、私たちには実のところ予想がつかないのが、本当のところで、イーロン・マスクはおそらくこの週末に、彼の長年の夢であったXのビジョンを実現する時が来たのだと、思ったに違いないのです。米国時間の日曜日!それも締め切りがわからない突貫工事!いや、もしかすると今週中にジェネレーティブAI搭載してリニューアルかも知れません。ワォ!楽しみにしてます。

《前田邦宏》

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前田邦宏

前田邦宏

メディアイノベーション見習いスタッフ。海外調査の最新動向を担当。分野を問わず、調べ物が好き。

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