欧州で施行された「デジタルサービス法」がインターネットを根本的に変える? 【Media Innovation Weekly】8/28号

EU(欧州連合)が2022年に成立させたデジタルサービス法(DSA)が8月25日に施行されました。

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今週のテーマ解説 欧州で施行された「デジタルサービス法」がインターネットを根本的に変える?

EU(欧州連合)が2022年に成立させたデジタルサービス法(DSA)が8月25日に施行されました。

DSAはグーグル、メタ、アマゾン、マイクロソフト、TikTok、X(Twitter)などの主要プラットフォーム企業に、高い透明性と説明責任を求めるもので、プラットフォームは有害なコンテンツ拡散を防止するために「迅速」に行動しなくてはなりません。また、どう広告がユーザーをターゲティングしているかという情報を開示しなくてはならず、オプトアウトするための明確な手段を提供する必要があります。加えて、性的指向、健康情報、政治的信念、宗教などの個人データに依存した広告が禁止されます。また、これらのアルゴリズムを研究者らに開示し、年次報告書でコンテンツモデレーションについて開示する必要があります。


《Manabu Tsuchimoto》

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Manabu Tsuchimoto

Manabu Tsuchimoto

デジタルメディア大好きな「Media Innovation」の責任者。株式会社イード。1984年山口県生まれ。2000年に個人でゲームメディアを立ち上げ、その後売却。いまはイードでデジタルメディアの業務全般に携わっています。

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