【メディア企業徹底考察 #165】クラシコムが通期業績を上方修正、成長をけん引する単価アップは持続可能か?

「北欧、暮らしの道具店」の運営する株式会社クラシコムの業績が堅調です。

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【メディア企業徹底考察 #165】クラシコムが通期業績を上方修正、成長をけん引する単価アップは持続可能か?
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北欧、暮らしの道具店」の運営する株式会社クラシコムの業績が堅調です。

2024年7月期第3四半期(2023年8月1日~2024年4月30日)の決算発表と同時に、通期業績予想の上方修正を発表。売上高を予想比1.5%増の69億4,000万円、営業利益を同10.6%増の10億4,500万円にそれぞれ引き上げました。クラシコムの一番のポイントは、新規会員数が大幅に減少していること。それにも関わらず、売上高は伸び続けています。

リピーターによる購入に支えられており、購入者1人当たりの売上高は増加中。「北欧、暮らしの道具店」と言えば、コンテンツマーケティングやファンマーケティングの礎を築いたECサイト。その本領を発揮しているとも言えますが、中長期的な成長には不安もよぎります。

新興D2C系企業の中も好待遇


《不破聡》

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