「北欧、暮らしの道具店」の運営する株式会社クラシコムの業績が堅調です。
2024年7月期第3四半期(2023年8月1日~2024年4月30日)の決算発表と同時に、通期業績予想の上方修正を発表。売上高を予想比1.5%増の69億4,000万円、営業利益を同10.6%増の10億4,500万円にそれぞれ引き上げました。クラシコムの一番のポイントは、新規会員数が大幅に減少していること。それにも関わらず、売上高は伸び続けています。
リピーターによる購入に支えられており、購入者1人当たりの売上高は増加中。「北欧、暮らしの道具店」と言えば、コンテンツマーケティングやファンマーケティングの礎を築いたECサイト。その本領を発揮しているとも言えますが、中長期的な成長には不安もよぎります。