株式会社ADKマーケティング・ソリューションズ(以下「ADK MS」)は、コンサルティング事業やシステム開発事業を展開する株式会社カインド(以下「カインド」)の株式を100%取得し、完全子会社化したことを発表しました。
今回の株式取得の背景には、マーケティングを構成する要素が多岐にわたり、顧客データの分析・活用やユーザー体験の設計、システム開発などが重要性を増している現状があります。ADK MSは、デジタル知識とコンサルティングファームのプロジェクト実行力を併せ持つカインドを迎えることで、クライアント企業のデータマーケティング領域において、課題の掘り起こしから戦略立案、施策の実行、システムインテグレーションまで、よりスピーディーに対応できる体制を整えました。
ADK MSのフルファネルマーケティングをカバーするプランニング機能と、カインドが持つ経営課題の特定および解決力、マーケティングや各種施策で発生する問題への対応力、デジタル活用の企画・提案力、システムの知見や開発力を掛け合わせることで、データマーケティング領域への対応力をさらに強化します。これにより、ADKグループは今後もクライアント企業のビジネス成果に貢献していく方針です。
ADK MSの執行役員である竹下伸哉氏は、「カインドが有するコンサルティングやデータ活用に関する実績と知見をADKグループ固有の強みと掛け合わせることによって、これまで以上に垂直統合型でのマーケティングサービスを提供できる機会が拡がります。このパートナーシップを通じて、事業課題からマーケティング戦略およびその打ち手に至るまで、クライアント企業のビジネス拡大に引き続き貢献してまいります」とコメントしています。
また、カインドの代表取締役社長である池田勝彦氏は、「本パートナーシップの実現により、ADKグループとカインドがクライアント企業に提供可能なサービスの幅が広がることは勿論、よりスピーディーに課題解決に取り組むことが可能になります。カインドは今後もADKグループの一員としてデジタル分野を中心に研鑽を重ね、今まで以上の価値提供を実現してまいります」と述べています。