千葉日報社は、千葉市のふるさと納税の返礼品として県紙「千葉日報」の定期購読と、ニュースサイト「千葉日報オンライン」の有料会員サービスが採用されたことを発表しました。
今回の取り組みは、地域貢献活動の一環として実施されます。返礼品のラインナップには、「千葉日報」の県内配送1年間分や、県外郵送半年間分の定期購読が含まれています。さらに、「千葉日報オンライン」の有料サービスも年間利用が可能な形で提供されます。
「千葉日報オンライン」の会員サービスとしては、記事が1日10本まで読める「ライトプラン」と、すべてのテキスト記事が閲覧可能な「ライト無制限プラン」、紙面ビューアーが利用できる「トータルプラン」の3種類を提供。返礼品の対象者は、「千葉市外在住の個人」となっており、「ふるさとチョイス」「さとふる」などの各種ポータルサイトで申し込みが可能です。
千葉日報は、千葉県全域に配達される日刊紙で、地域に密着したニュースを幅広く取り扱っています。行政や社会、経済、スポーツ、文化など多岐にわたるジャンルの情報を提供。子どもたちの読解力向上を目指す特集や詳しい選挙報道、高校野球のような県内スポーツ情報も充実させています。「千葉日報オンライン」は、紙面に掲載されたニュースを配信するとともに、速報性の高い情報も扱っています。
今回の取り組みにより、千葉市は地元メディアを支援しながら、ふるさと納税の魅力を高める新たな返礼品を提供することになりました。同時に、千葉日報社にとっては、県内在住者のほか、県外在住者に向けて地元の情報を発信する機会が増えます。ふるさと納税制度を通じて、地域メディアの価値を再認識できる試みとして、今後の展開や他地域への波及が注目されます。