大広のグループ会社である大広WEDOは、日本初の動画生成AIサービス「NoLang」を開発したMavericks社と業務提携契約を締結したことを発表しました。
大広WEDOは、Mavericks社が提供する「NoLang」を活用したオリジナルパッケージ「NoLang with WEDO」を開発します。このサービスは、月額制で一定本数のAI生成動画の制作が可能なサブスクリプションモデルとなっています。
「NoLang with WEDO」は、詳細を把握したクリエーターが、クライアントの要望に合わせて、ツールを使用して動画を完成させます。テキスト入力からリアルタイムで動画を生成する機能を持ち、縦型または横型動画の選択や編集、ダウンロードが可能です。また、PDFなどの資料やWEB記事から動画を作成する機能も備えています。
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さらに、対話モードの設定やAIアバターの活用、字幕・スクリプト、音声・スピード、BGM、挿入画像などの編集機能も搭載。英語対応も可能です。
本サービスの活用シーンは多岐にわたります。広告やSNS用のショート動画の制作、Vtuberや個人配信者向けのPR動画作成、地方や中小企業のデジタルマーケティング・PR活動の支援などが想定されています。
TikTok やInstagram、YouTube向けのショート動画者を大量に作成する場合も、テーマやキーワードの入力により、AIが台本を提案し、自動的にナレーションやBGMを追加可能です。また、BtoBマーケティングウェビナーや展示会用の動画を高速かつカスタム可能な形で作成できるプラットフォームを目指すとしています。
さらに、資料内容の要約動画制作にも対応。Webサイトや商談資料の内容を動画で要約することで、効率的な情報提供が可能になります。文書化が一般的だった業界でも、動画化によって、わかりやすい発信が実現します。
実際に、広島県廿日市市では「NoLang」を活用して市の施策や取り組みを紹介する解説動画を作成し、ホームページなどで発信する取り組みを始めました。
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大広WEDOは、「NoLang with WEDO」の活用により、動画制作と情報提供コミュニケーションの効率化を目指し、企業・事業のマーケティング活動により一層貢献していく方針です。今回の業務提携により、多種多様な業界において、AIを活用した動画制作の新たな可能性が広がることが期待されます。