日経BPが発行する月刊誌「日経ウーマン」は、2025年4月発行の5月号から大幅なリニューアルを行いました。今回の取り組みは、組織で活躍する女性リーダーと次世代のリーダーを目指す女性たちを力強く支援することを目的としています。
リニューアル後の「日経ウーマン」は、ビジネススキル向上やキャリアアップに役立つ良質な情報と、多様なロールモデルの発信を強化します。毎号1つのテーマを深掘りする「ワンテーマ型」の特集を展開し、キャリアアップに役立つ情報をタイムリーに提供する方針です。
また、表紙デザインとロゴも刷新し、より現代的で魅力的な外観となりました。ウェブメディア「日経xwoman(クロスウーマン)」とのコンテンツ連携も強化され、雑誌とウェブの双方で、女性の活躍に関する多様なコンテンツを発信していきます。
さらに、さまざまな独自調査を通じて、働く女性の声を社会に届けることも目指しています。1988年の創刊から37年を迎える「日経ウーマン」は、これまで以上に女性のキャリアと日本のダイバーシティ推進を応援する姿勢を明確にしています。
日本では、男女雇用機会均等法成立から40年が経過した現在もジェンダーギャップが残る一方で、さまざまな舞台で活躍する女性が増加し続けています。
「日経ウーマン」編集長の飯泉梓氏は、女性たちのさらなる活躍を後押しする役割を担うためにリニューアルを実施した旨を説明。同氏は、「働く女性の可能性を引き出し、新たな一歩を踏み出す力をもたらすようなメディアとして情報発信を強化します」と述べています。
「日経ウーマン」が、日本社会におけるジェンダーギャップ解消と女性のキャリア支援にどのような影響を与えるか、今後の展開が注目されます。