中日新聞社は、運営する地域情報スマートフォンアプリ「Lorcle(ローカル)」において、8月22日から、警視庁が発出する防犯情報の配信を始めました。
Lorcleは自治体、メディア、企業などが発信する地域情報が集まるプラットフォームです。2024年4月に愛知、岐阜、三重の東海3県でスタートしました。25年に入り首都圏や関西圏にもサービスエリアを拡大し、8月20日時点で約110の自治体と約130の企業・団体が運用しています。
警視庁は、犯罪やトラブルへの対策などをまとめた媒体「広報けいしちょう」を定期的に発行しているほか、不審者情報、犯罪情報、交通安全情報、緊急危険情報などを警察署単位の地域別にメール配信しています。今回、これらの情報をLorcleに掲載して周知することになりました。
警察機関の参加は愛知県警、岐阜県警、三重県警に次いで警視庁が4例目となります。犯罪に巻き込まれないための対策や、各地で発生した事件などの情報をいち早く伝え、住民の安心安全な暮らしに役立てる狙いです。
アプリでは利用者が無料で各種の情報を見ることができ、居住地のほか、関心がある別の地域の情報も受け取ることが可能です。レジャー、グルメなどの話題を掲載するページやイベント情報を地図・カレンダーに表示したページなどがあり、各自治体・企業はそれぞれのページに身近な出来事や、イベント・観光情報、手続き情報、災害などの緊急情報などを発信しています。