通信販売事業のフェリシモが8.5億円の赤字から1.3億円の黒字へ転換、神戸ポートタワー運営受託も奏功【メディア企業徹底考察 #207】

・フェリシモが2025年2月期に1.3億円の黒字を達成し経営を改善
・神戸ポートタワーの運営受託など新たな事業展開が寄与
・顧客数は減少も単価と購入頻度が増加し今後の可能性を示唆

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通信販売事業のフェリシモが8.5億円の赤字から1.3億円の黒字へ転換、神戸ポートタワー運営受託も奏功【メディア企業徹底考察 #207】
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カタログ通販事業を手がける株式会社フェリシモが、2025年2月期(2024年3月1日~2025年2月28日)に1億3,600万円の純利益(前期は8億5,800万円の純損失)を出しました。

フェリシモは2024年3月に連結子会社でファッションアイテムの通販事業を行うcd.を吸収合併するなど、経営合理化を進めていました。また、人件費や広告費を抑制する一方で売上高を横ばいで維持させ、経費削減策も黒字化に貢献しています。

2024年2月期までは事業展開に停滞感がありましたが、神戸ポートタワーの運営受託や広告プラットフォーム事業を新たに取り組むなど、変化の兆しを見せています。

コロナ禍で大幅な増収営業増益になったが…


《不破聡》

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