東宝は「ハイキュー」の反動で1Q減収も「鬼滅の刃」新作が異例のヒットで通期増収にも期待感【メディア企業徹底考察 #277】

・東宝は1Qで減収も、「鬼滅の刃」新作のヒットで通期増収期待
・人気IPや新作映画による映画界の好調とビジネス拡大が進む
・伝統芸能も復活し、若年層の獲得で業績改善の兆しが見える

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東宝は「ハイキュー」の反動で1Q減収も「鬼滅の刃」新作が異例のヒットで通期増収にも期待感【メディア企業徹底考察 #277】
  • 東宝は「ハイキュー」の反動で1Q減収も「鬼滅の刃」新作が異例のヒットで通期増収にも期待感【メディア企業徹底考察 #277】
  • 東宝は「ハイキュー」の反動で1Q減収も「鬼滅の刃」新作が異例のヒットで通期増収にも期待感【メディア企業徹底考察 #277】

東宝株式会社は2026年2月期第1四半期(2025年3月1日~2025年5月31日)が1.3%の減収でした。

前年は第1四半期で「劇場版ハイキュー‼ ゴミ捨て場の決戦」などの大ヒット作に恵まれていました。今年は「機動戦士Gundam GQuuuuuuX-Beginning-」がヒットしたものの、前年には及びませんでした。ただし、7月18日に上映された「劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来」が公開初日だけで興行収入16億円を突破。歴史的なメガヒット作に期待がかかっています。

東宝は通期で4.2%の減収を見込んでいますが、増収での着地も視野に入ってきました。

既定路線とは異なるガンダム像を構築してヒット作に


《不破聡》

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