紙とデジタル、一つの編集部に・・・新生AERAが目指す『刺さる』メディア戦略

・AERAは紙とデジタルの編集部を統合し、「AERA DIGITAL」として新たな戦略を開始した
・新リーダーシップの下、女性の視点を重視し、社会課題に寄り添うメディアを目指す
・持続可能なメディア実現に向け、広告モデルから脱却し多角的な収益モデルを模索する

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紙とデジタル、一つの編集部に・・・新生AERAが目指す『刺さる』メディア戦略
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紙もデジタルも、同じ記者が両方に携わります—。創刊37年目を迎える朝日新聞出版の週刊誌「AERA」が新たな一歩を踏み出しました。4月1日、「AERA」と「AERA dot.」の編集部を一つに統合し、ニュースサイトの名称を「AERA DIGITAL」に変更しました。

4月17日、東京・築地の朝日新聞出版本社にて開催されたリブランディングイベントでは、編集部の3人の女性リーダーが登壇。「あなたと『時代』をつなぐメディア」という新たなコンセプトのもと、デジタルと紙の両方を一体運営する新生AERAの船出を宣言しました。

AERAは「ライバルは朝日新聞です」というキャッチフレーズで創刊されてから今年で37年になりました。生活者目線でニュースを扱い、マネー、教育、そして働く女性の悩みに寄り添うメディアとして成長してきました。デジタルメディアのAERA dot.は出版社のニュースサイトとしては早期にスタートし、成長してきましたが、別々の編集部で運営されてきた難しさもあったようです。今回は雑誌とデジタルの編集部を統合し、総合的なブランドで勝負する姿勢を示しています。

「AERA」の原点回帰と「あなたと『時代』をつなぐメディア」へ


《Manabu Tsuchimoto》

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Manabu Tsuchimoto

Manabu Tsuchimoto

デジタルメディア大好きな「Media Innovation」の責任者。株式会社イード。1984年山口県生まれ。2000年に個人でゲームメディアを立ち上げ、その後売却。いまはイードでデジタルメディアの事業統括やM&Aなど。メディアについて語りたい方、相談事など気軽にメッセージください。

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