イー・エージェンシーは5月21日、TBSグループのGoogle アナリティクス 4（以下、GA4）導入・データ活用事例を公開しました。導入に関わった中核メンバーへのインタビュー形式で、経緯や導入後の変化を紹介しています。
TBSグループは中期経営計画のもと、「メディアグループ」から「コンテンツグループ」への変革を進め、デジタルビジネスの拡張・多角化に取り組んでいます。その一環として、「TBS ID」を基軸にコンテンツ価値の最大化を図っています。
TBS IDは、コンテンツとユーザーとを繋ぐことを目的として、TBSグループが提供する複数サービスの顧客情報を共通IDにより一元管理するシステムです。TBSは、データ基盤を支える分析ツールとして、GA4を採用。利用システムが異なるためにサービス間で分断されていたデータがグループ全体で活用できるようになり、統合的なマーケティング施策を実施できる環境が整いました。
TBSの担当者は、導入パートナーにイー・エージェンシーを選んだ決め手として、手厚いサポートと学習環境の充実の2点を挙げています。同グループのアクセス解析における知見は導入当初「ほぼゼロ」と乏しい状態でしたが、イー・エージェンシーの支援により、スムーズな導入と運用に至ったとのことです。
イー・エージェンシーが提供するセミナーやオンラインサポートの中でも、特にGA4活用の知識が得られるGMPプレミアムサロンは、「今後、GA4の導入が進んでいない企業や部署に広めていくうえで有益な学習機会となる」と高く評価されています。
今回のGA4導入により、TBSグループのデータ計測環境が整い、広告流入経路の可視化やユーザー行動の分析が大きく進展しました。導入をきっかけとしてグループ内でのデータ活用の意識が高まる変化もあったといいます。
TBSはサーバーサイドGTMの導入を計画しており、特にiPhoneユーザーの解析精度向上が見込まれています。イー・エージェンシーは、より正確なデータに基づく意思決定を支援し、TBSグループのさらなる成長に貢献していく方針です。「TBS ID」の効果的な活用に向けて、今後もTBSグループのデジタル戦略の進化が加速していきそうです。
