ケーブルメディアワイワイとKore.ai Japanは、ケーブルテレビ事業者に特化したAIソリューション「CATV AIエージェント」を5月27日から日本市場で提供開始しました。
「CATV AIエージェント」は、ケーブルテレビ事業者向けに最適化された対話型のAIソリューションです。このAIエージェントは、顧客対応の自動化と効率化を実現し、オペレーターの業務負担を軽減するとともに、顧客満足度の向上を図ります。
本ソリューションは、ケーブルメディアワイワイとKore.aiが2021年より共同で開発を進めてきました。両社はケーブルテレビ事業者特有のニーズを深く理解し、最適なAIソリューションを構築しました。
主な特徴として、電話やLINE、チャットボット、メールなど、あらゆる顧客接点での問い合わせに対応可能な「多チャネル対応」を実現。AIコンシェルジュが24時間365日稼働することで、時間を問わず迅速な対応を提供します。
高度な自然言語処理技術により、顧客とのスムーズで自然なコミュニケーションを実現し、複雑な問い合わせにも的確に対応。さらに、顧客の問い合わせデータを分析し、サービス向上のためのインサイトを提供する機能も備えています。
各ケーブルテレビ事業者のニーズに合わせたカスタマイズが可能で、特定の業務フローやブランドイメージに合わせて調整することにより、最適なソリューションを提供します。
導入効果としては、反復性の高い問い合わせをAIが処理することによる業務効率の向上、迅速かつ的確な対応による顧客満足度の向上、自動化による運営コストの削減などが期待されます。
ケーブルメディアワイワイは今後、CATV AIエージェントの活用範囲を広げ、より高いROI効果の実現を図ります。また、コールセンター業務だけでなく、社内業務のDX化促進手段としてもKore.aiソリューションを活用していく方針です。
24時間365日対応可能な応対環境を構築することで、顧客満足度向上および従業員の負荷軽減を図るとともに、「非対面」だけでなく「対面」の品質向上のため、人的リソースの業務転換を図ることで全体的な顧客満足度向上を目指目指すとしています。
