YouTubeが、これまで一部の人気クリエイターに限定されていた「多言語音声(Multi-language Audio)」機能を、今後数週間かけて数百万人のクリエイターに拡大展開すると明らかにしました。この機能により、クリエイターは自身の動画に複数言語の音声トラックを追加でき、視聴者は設定画面から希望する言語を選択して動画を楽しめるようになります。
YouTubeのプロダクトマネージャーであるRitz Campbell氏によれば、これまで2年間の試験運用期間で、多言語音声機能を導入したクリエイターの視聴時間の平均25%以上が、動画の主要言語以外の言語での視聴によるものでした。料理専門家のJamie Oliver氏のチャンネルでは、この機能の導入により視聴回数が3倍に増加するという劇的な効果も確認されています(YouTubeの発表)。