インスタ、AIでSEO見出しを付けて投稿を拡散し炎上【Media Innovation Weekly】12/15号

・InstagramがAIで自動生成したSEO風見出しが批判を浴びている
・投稿者の意図と異なる見出しが検索結果に表示される問題が拡大
・プラットフォームの最適化とユーザーの表現尊重のバランスが課題となる

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インスタ、AIでSEO見出しを付けて投稿を拡散し炎上【Media Innovation Weekly】12/15号
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おはようございます。Media Innovationの土本です。今週の「Media Innovation Newsletter」をお届けします。

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今週のテーマ解説 インスタ、AIでSEO見出しを付けて投稿を拡散し炎上

Instagramが、ユーザーが投稿した写真や動画に対して、本人が記述していないSEO風の見出しや長文説明文を自動生成し、それがGoogle検索結果に表示されていることが明らかになりました。生成されたテキストには誇張表現や文脈のずれが含まれる例も多く、クリエイターや一般ユーザーの間で困惑と批判の声が広がっています(Mashable)。

AIによって、こうした事は容易になり、投稿という資産を活かして流入を拡大しようとするプラットフォームの努力とも言えますが、投稿者にとって意図しないような表現に「最適化」することはどこまで許されるのか? という今までにない議論を呼ぶものとなっているようです。

AIが生成する「検索向けの顔」


《Manabu Tsuchimoto》

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Manabu Tsuchimoto

Manabu Tsuchimoto

デジタルメディア大好きな「Media Innovation」の責任者。株式会社イード。1984年山口県生まれ。2000年に個人でゲームメディアを立ち上げ、その後売却。いまはイードでデジタルメディアの事業統括やM&Aなど。メディアについて語りたい方、相談事など気軽にメッセージください。

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