Criteoは、OpenAIとのインテグレーションに関する最新アップデートとして、日本の広告主もCriteoを通じてChatGPT上の広告在庫にアクセスできるようになったと発表しました。米国、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドに続き、日本、韓国、英国でも提供対象が広がりました。
CriteoはOpenAI初の広告テクノロジーパートナーとして、ChatGPT内でのAIネイティブな広告体験の提供を進めています。同社によると、現在は2,000を超えるブランドがCriteoを通じてChatGPT上で広告を配信しています。
ChatGPTで広告を配信している主な業界は、アパレル、家具・インテリア、家電、自動車、美容です。商品発見や比較検討の段階でAIアシスタントを使う消費者が増える中、会話型AI上の広告接点をどう設計するかが新たなテーマになっています。
Criteoは、ChatGPT Ads経由のトラフィックについて、コンバージョン率が他の流入チャネルを上回り、クリック率も他環境の類似フォーマットと比べて一貫して2~3倍高い水準にあるとしています。さらに、広告経由のChatGPT Adsトラフィックの80%以上が新規顧客によるものだと説明しています。
今回の発表では、Criteoの「Prompt Smart Ads」による成果も示されました。同機能は、カタログデータ、コマースインテリジェンス、プロンプトレベルのインサイトを組み合わせ、ユーザーのクエリ文脈に合わせて広告クリエイティブや商品説明文を自動生成します。
Criteoによると、Prompt Smart Adsを活用したChatGPT内の広告キャンペーンでは、初期テストで配信開始後に約4倍の支出を生み出しました。広告主が会話型AI環境で予算を消化し、投資を拡大する動きが出ていることを示す結果です。
検索広告やSNS広告、リテールメディアに続き、ChatGPTのような対話型AIが広告チャネルとして商用化されつつあります。日本でも配信可能になったことで、AI検索やLLMOの文脈だけでなく、購買行動の中でAIアシスタントがどのように広告接点になるかが問われそうです。

